それでは今度こそ実際に、オリジナルスパイスを作ってみましょう。とはいえ、スパイスを揃えただけでは何をどう調合したものか悩んでしまいますよね。まずはカレーに必要な味の成分を覚えましょう。
■カレーに含まれる7種類の味
・甘さ
・塩辛さ
・唐辛子などの辛さ
・酸味
・苦味
・香り
・コク
この7種類の成分のバランスでカレーの味が変わってくるのです。そしてこれに加え、着色のスパイスを加えることでカレーらしい色を帯びるようになります。
また、日本や後で紹介する海外のカレーの中には、とろみのついたカレーも存在します。こういったカレーには、炒った小麦粉が入っています。
さて、以上のことを踏まえたうえでスパイスの調合をしていきましょう。ここでは、一般的なカレー粉の調合をご紹介します。一般的と言っても、スパイスの調合は人それぞれ、何百通りと存在し、どれが正しいというわけでもありません。今回紹介する調合も、僕が一番はじめに慣れ親しんだ調合法というだけで、世間一般にくらべるとまた少し味が違うかもしれません。なので、この調合に慣れてきたら、または参考にして、自分の味をぜひ追及してみてください。
なお、今回の調合で使用するスパイスは、普段から僕が使っている大手メーカーS&Bのもので、わりとスーパーで簡単に手に入ると思います。下記URLではインターネット通販も利用できますよ。
■スパイスを調合しよう
◎材料
ガーリック 小さじ2
クミン 小さじ2
クローブ 小さじ2
コリアンダー 大さじ2
マスタード 小さじ1
ブラックペパー 小さじ2
ジンジャー 小さじ1
ターメリック 大さじ1
サフラン 小さじ1
赤唐辛子 2本
◎作り方
1.唐辛子の種を取り、細かく切っておく
2.ジンジャー、ターメリック、唐辛子以外のスパイスをフライパンで炒る。
3.細かく切っておいた唐辛子を加えてさらに炒ります。
4.香りが強くなってきたら、残りのスパイスを入れて軽く炒り、火を止める。
5.粗熱を取ってから、すり鉢で粉末状になるまでする。
※ポイントは焦がさないこと。焦がしてしまうと風味も香りもとても悪くなります。特に焦げついた匂いは取れないので注意が必要。スパイスを炒る順番は、基本的には固形スパイス→粉末スパイスの順番だと思っておけばOK。