カレーの発祥の地といえばインド。ですが、インドの人はカレーという料理を知りません。というのも、インドの人は日常的にスパイスを使った料理を作っており、日本でいうカレーの定義に、それらすべてが当てはまってしまうのです。
先もいいましたが、インドの人たちはそれらの料理を、日本で言うところのカレーだとは思っていません。なので、インドには私たちが考えるような『カレー』という料理は存在しないのです。
それが証拠というわけではないですが、冒頭でも話したように、日本に伝わってきたカレーは西洋のものです。このことからもわかるように、カレーと名のつく食べ物は世界各地に存在し、そのどれもが微妙に違う料理なのです。世界には数あるカレー料理、ここではそんなカレー料理の一部を紹介していきますね。
■日本のカレー料理
世界の中でも、日本はカレーと名のつく料理は一番多いのでは? と思えるほどたくさん存在します。
カレーライスを筆頭に、カレーうどん、カレーまん、焼きカレー。最近ではスープカレーが札幌を中心にブームになりましたよね。ホワイトカレーなんかも徐々に有名になってきています。
このように、日本はカレーのバリエーションがとても豊富な国なんです。
■北中米地方のカレー料理
中米ジャマイカで親しまれているのが、ジャマイカカレー。英国のようにブレンドされたカレー粉のようなカレーパウダーを使用して作るカレーで、さほどたくさんのスパイスを使うわけではないんだとか。ほうれん草を使った緑色っぽいカレーも存在し、全体的に辛味はないそうで、まだ食べたことのない僕としてはものすごく食べてみたいカレー。
■中東地方のカレー料理
中東地方では、イラン風カレーやサウジアラビア風カレーが主流。イラン風カレーはアジアでは広く知られていて、ベルシアンカリーとも呼ばれています。
日本のようにとろみのあるカレーではなく、どちらかというとスープカレーのようにサラサラとしています。具材に豆が使われるのも特徴的。味覚の違いもあってか日本ではあまり知られていないカレーです。
■東南アジアのカレー料理
日本ではタイカレーやジャワカレーとして知られる、東南アジアのカレー料理。主流となるスパイスは唐辛子で、まろやかさを出すためにココナッツミルクが大量に使われているのが特徴です。特に有名な「グリーンカレー」は、緑色のハーブを多く使用しているのでそう呼ばれているのですが、意外に知られていないのか緑色をしていると思っている人も多いとか。因みに、タイでカレーというと、タイカレーではなく日本のカレーライスがでてきます(笑)。タイではカレーライスが一般的な食べ物として普及しているみたいです。