それでは、カレーの歴史にちょろりと触れたところで、次はスパイスのお話です。カレーにはスパイスが欠かせない! とは、当然のようにいわれていることです。ではその肝心なスパイスの意味を知っている人はどのくらいいるんだろう? 僕はレトルトカレーを卒業して、自分でカレーを作り始めるまではまったく知りませんでした(笑)。
・スパイス……調味料・薬味として使われる植物。
・ハーブ……スパイスの中でも草の葉や茎を用いるものの一般的な呼称。
ということで、読んでもらえればわかるように、スパイスやハーブというのは基本的には食用の植物をさします。使用する際の形状に、粉末状のものが多いのがスパイス、固形のものをハーブと認識しても間違いではないでしょう。植物ではないですが、調味料という観点からいえば、実は塩も立派な『スパイス』なんですよねー。
では、このスパイスとハーブはいったいどのくらいの種類があるのか。一応、世界には約500種類のスパイスがあるといわれています。ですが、実際はまだまだありそうではありますよね、上記のように、塩もスパイスと呼べるわけですから。実際の数は定かではない、といったほうが逆に正しい気がします(笑)。
そんな種類豊富なスパイスですが、用途によって3種類に分類することができます。
■スパイスの分類
・芳香
・辛味
・着色
「芳香」とは、文字通り料理の香りを指します。スパイスはその香りによって風味を出し、さらには食材の臭い消しとしても役に立つのです。
「辛味」こそスパイスの真骨頂! ……はちょっと言いすぎかな?(笑) ですが、この辛味によってカレーが成り立っているのはみなさんもご存知ですよね? そんなカレーが僕は大好きです♪
最後は「着色」。実はカレーのあの色も、スパイスによって作り出しているんです。辛味はもちろん、色もカレーにとっては欠かせない要素(もちろん香りもね)。このことからも、カレーとスパイスの切ても切れない関係をわかっていただけたのではないでしょうか。
次の項目では、カレーのスパイスについてお話しますね。